評論

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参考図書 @2019.10.14
一冊の本をご紹介します。合唱にとっては欠かせない歌唱および発声法を考える上で何か参考となる本はないか? と思っていたときに、ある本屋さんで偶然見つけて購入した本なのですが、
「 声楽のコツ―自由な発声法への鍵 」エスター サラマン (著), 西原 匡紀 (翻訳)(1993/4/1) という本です。
著者はイギリスの人ですが、イタリアで歴史的に確立されてきた「ベル・カント」唱法について その姿を明らかにしつつ、声楽を目指す者に対してその練習法のヒントを与える著作として、初心者にとってはとても参考になると思います。「ベルカント」唱法に対する私の誤ったイメージを払拭し、発声と発声法への私の関心と興味を深めさせてくれた一冊です。
もし皆様も手にとる機会がありましたら 是非一読してみてください。

追記: 「ベルカント唱法」というと様々な指導者によって様々な著作が出されていますが、大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団(現・大阪コレギウム・ムジクム合唱団)の常任指揮者 当間修一氏が、そのホームページにて公開している「合唱講座」というサイトで「参考資料」として取り上げられている
「ベル・カント唱法―その原理と実践」コーネリウス・L. リード (著), 渡部 東吾 (翻訳)(1986/12/1)
という著作にも関心が持てます。ちなみに 当間修一氏のホームページ・「合唱講座」 のURLは以下の通りです。
 https://www.collegium.or.jp/~sagitta/ocm_homepage/html/kouza.html
「合唱講座」に記されている内容は「合唱」するものにとって とても素晴らしく 貴重なものです。ぜひご参照ください。

2019年10月14日   Wasserflut

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