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先日、大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団（現・大阪コレギウム・ムジクム合唱団）の常任指揮者として、大阪を拠点に器楽・声楽を問わず音楽の普及と発展に力を尽くしている当間修一氏が執筆している「合唱講座」というウェブサイト（ https://www.collegium.or.jp/~sagitta/ocm_homepage/html/kouza.html ）を閲覧する機会がありました。そこでは連続した「講座」という形で、合唱についての様々な要素・問題についての当間修一氏の解説がご覧いただけます。そこに題材の一つとして、『練習前の「発声練習」について』の解説がありました。以下はその引用です。
「（略）私が事前の発声練習を勧めない理由なのですが、
１）「発声練習」は本来個人的に行われなければならない、ということ。（一人一人の課題が異なります）
２）課題項目が形骸化され、本来の目的から離れた無自覚化（マニュアル化）となる傾向がある。
３）行われた練習項目が実践での効果と結びつかないことが多い。
ということにあります。（以下略）」
じつは私も、“練習前の発声練習”がその目的や課題が意識されずにマニュアル化しているのではないかと感じることがあります。但し「発声練習」を個人的に行うのはアマチュアである私たちには結構大変なことであり、正しい指導も本当は必要なのでしょうが、とりあえず “声を出す”ための「ウォーミングアップ」と考え、その都度自分なりの目的を意識するように 心がけながら 行っています。
上記の 当間修一氏 のウェブサイトでは、『 私が提案する「発声練習」』 や、「合唱」に関わる様々な問題についての解説もご覧いただけます。とても役に立つ内容だと思います。参考のため是非一度ご覧になられることをおすすめします。（ 実は私も全てを読んでいるわけではありませんが… ） (^^;)
